記事:https://wired.jp/2020/03/10/for-heavens-sake-stop-teaching-toddlers-how-to-code/
非常に興味深い記事でした。
“プログラミングは言語ではなく、スキルである。”と書いてありますが、その通りです。
しかも早く学んだからといって必ずしもプラスになるものではないと思います。
職人気質があったり、妄想癖(いい意味で)がないと、なかなか続きません。
仕事になると「自分の作りたいもの」ではなく、「他の人が作りたいもの」を作ることになることも多いですし、自分以外の誰かと一緒に作らなくてはなりません。
言語も流行り廃りがあります。
その会社の文化もあります。
その言語で書ける=役に立つという簡単なものではありません。
”「プログラミングは役に立たない」と言っているわけではない。プログラミングは、成長してからでも簡単に学ぶことができるのだ。”
と書いていますが、その通り。
別にプログラミングを書くだけであれば、今の時代ソースコードは転がっていますし、書籍も豊富。
最初のスタートさえ「無事に」切れれば、スーパープログラマーではないものの、仕事をする位は1年もあれば十分身につきます。
”あらゆる人にプログラミングを習得するよう勧めるつもりはありません。あらゆる人に配管作業を身につけるよう勧めるつもりがないのと同じです”
「無事に」と書いたのは失敗する人を見ているからです。
私は会社に入って配属の関係で仕方なくプログラミングをすることになった人を見ています。
そのような人が全員揃ってプログラミングができるようになったか?というと、合わない人は全く合いませんでした。基礎学力はしっかりしている人であってもです。そういう類の技術ですので、合わなかった人は無理に習う必要はありません。
ただ、プログラミングの良い所はこんなことが学べるよ、ということかな。自分が思うところは。
- 思い通りにいかないことがある
- 答えが一緒でも他人と違う考え方であることが明確にわかる
- 創意工夫をしたくなる
まずはやってみるのも良いと思います。
合う合わないはそこで判断すればいいですし。